徐々に新型コロナによる入国制限も緩和されワクチン3回接種済みの方に関してはフィリピン入国及び日本帰国時についてもPCR検査や抗原検査は不要にてご渡航できるようになり従来のように一切の制限がなく日本とフィリピンの間を行き来できる日も近づいてきています。
2022年12月12日時点でのフィリピン入国に必要な条件や手続きについてまとめましたのでこれからフィリピンに旅行や留学予定の方は参考にしてみて下さい。
フィリピンに入国するために必要な書類
1.パスポートの有効期限、残存日数について
- フィリピンでの滞在が30日未満の方
- 出発日から半年以上の残存があるパスポートが必要です。
- フィリピンでの滞在が30日を超える方
- 帰国予定日から6ヶ月(半年)以上の残存があるパスポートが必要です。
2.ワクチン接種証明書
新型コロナワクチンを3回もしくは2回接種済みの方はワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)が必要です。(※予防接種証明書ではありませんのでご注意くださいませ。)
ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)の入手方法は2つあり、1つめはワクチン接種を行った自治体(区役所/市役所など)にて予防接種証明書を持参して受け取ることができます。
但し、自治体によって即時で受け取れる場合や、最長で数ヶ月といった事もあるため早めにお手続されることをお勧め致します。
2つ目は新型コロナワクチン接種証明書アプリをダウンロードして頂きマイナンバーを入力してワクチン接種証明書を取得することができます。(※マイナンバーカードの登録時のパスワードが必須となります。)
※ワクチン未接種もしくは1回のみ接種の方はワクチンパスポートは不要ですが、渡航の24時間前に検査をした抗原検査の陰性証明書が必要となります。こちらのご準備がない場合は、フィリピン保健省の指示により到着後に検疫(隔離)が必要となります。
3.30日以内にフィリピンを出国する往復チケット
フィリピンに30日以内滞在する予定がある場合は、予め変更が可能な航空券を取得し、入国後に日程の変更を行うか、往復の航空券に加えて、フィリピン以外の国への航空券を所持している必要があります。(※実際に使うかどうかまでは問われないため捨てチケット(権利放棄)でも可能です。)
※変更が可能な航空券であって、変更料金が無料であっても高額な運賃の差額が発生するケースが目立つ事、入国後に変更をする手間を考えると、本来の往復の日にち+捨てチケットがお勧めです。
※捨てチケットはフィリピンからであればどこからで出発空港はどこでも構いません。
取り方が分からない、自分で取るのはちょっと不安という方は当社にて13,000円で手配代行をしておりますのでご希望の場合はお気軽にお問い合わせくださいませ。
4.eTravel(旧:ワンヘルスパス/eARRIVAL CARD)の登録
出発の72時間前から登録ができるeTRAVELの事前登録が必要です。
当初はワンヘルスパス、次にeARRIVAL CARDと名称と入力内容が度々変更となり、2022年12月1日よりeTravelという名称に変更になっています。
記入方法についてはこちらのページで最新の情報を掲載しています。
マブハイチケットにて航空券をお手配している方でご自身での登録が難しい場合は代行料金3,000円に手承っておりますのでご希望の場合はお申し付けくださいませ。
日本へ帰国する際に必要な手続きと書類について
帰国時のPCR検査
日本政府の水際対策によりワクチン接種が3回未満の方は日本への再入国の72時間前に検査をしたPCR検査の陰性証明書の提出が必要となります。
※2022年6月1日よりワクチン接種の有無関係なく日本帰国後の自宅待機等の制限は撤廃となっております。
最新の水際対策と検疫措置については厚生労働省のホームページにてご確認くださいませ。
Visit Japan Webへの登録
こちらは強制で必要な手続きではなく日本入国時の検疫手続きをスムーズに行うためのもので2022年11月14日まで必要であったMySOSでのファストトラックもこちらのVisit Japan Webから行う必要があります。
Visit Japan Webの登録はこちら
「Visit Japan Web」は、日本入国予定日から2週間以内の登録が可能なので、短期でフィリピン旅行や留学する方は出発前に登録することも可能です。
登録はスマートフォンもしくはパソコンにて行えますが、到着時検疫官にVisit Japan Webの検疫のQRコード画面を提示する必要がありますのでスマートフォンでの登録をお勧め致します。
フィリピンへ旅行や留学で入国する際に必要な手続きや書類についてのまとめ
2022年11月2日にワクチン未接種者の入国が認められる事となり、徐々にではありますが確実に規制緩和の波が訪れており出入国の手続きに関してもかなり簡素化、簡略化されてきています。
一刻も早くコロナ前と同じように気軽にフィリピンへの旅行や留学ができる事が期待されるばかりです。